春の花であるヒヤシンスは秋に植える球根からなり、小さなラッパが何個もくっついているような変わった姿をした花で、その華やかな姿と共に香りも強めの香りがします。開花時期は3月から4月で、花の色は赤や白や黄だけでなくピンクや紫や青色も有り、何色の花が咲く球根なのかは、球根の色そのものを見ればわかるようになっています。日本でもかなりの種類が栽培されているのですが、多く栽培されている国はオランダです。通常であれば一つの球根から一本の花茎が出ますが、大きな球根の場合は2本花茎が伸びてくる事もありますし、水栽培でも育つので、透明な容器に球根を入れてインテリアとして観賞しながら育てられるところもこの花の良さです。

あまり水を多くし過ぎてそのまま放置してしまうと、根が傷む原因になる事もあるので、汚れてきたら水を必ず交換して丁寧にして育てると、さらに美しく花が咲きます。このような点に注意して育てる事で、春には綺麗な花が咲き、心地の良い香りを周りにもたらしてくれるでしょう。このヒヤシンスという花の名前は、元々ギリシャ神話に登場する美しい青年のヒュアキントスから由来していると言われていて、昔から美しい花だったのだということが分かります。