ポインセチアは12月から2月にかけて開花する冬の花で、濃い緑色の葉と花びらのように見える赤い苞という部分のコントラストが美しいといわれています。この赤い色は欧米などでは、キリストの血を表していると考えられます。ポインセチアはクリスマスフラワーとも呼ばれており、クリスマスのシーズンを彩るのに最適です。
ポインセチアは、メキシコ原産のユーフォルビア・プルケリマを改良して誕生しました。草花のようなイメージがありますが、低木の一種になります。野生種には耐寒性がありますが、品種改良を重ねた園芸品種は寒さにはあまり強くありません。ポインセチアを栽培する場合には、大体10℃以上の場所に置いておくのがいいでしょう。夏の時期には屋外で育てるようにします。赤く色づいているのは花の周りに作られる苞という部分で、花はその中心にある黄色い部分です。白い色や紫色の苞をしている品種もあります。
冬の時期は、日当たりの良い室内におくのがおすすめです。玄関や窓の側などは冷え込むことが多いので、避けるようにしましょう。また、暖房が直接当たる場所も避ける必要があります。乾燥に強く湿気が多過ぎるのを苦手としているので、水は与えすぎないようにします。