マリーゴールドは、キク科の非耐寒性一年草です。開花時期は5~11月となっていて、独特な香りを好む人も多いようです。夏の花と言われてはいますが、実際にはこのように長く楽しめる種類であり、筒状のオレンジ色の花びらを密集させて咲き誇る様は夏の風景を鮮やかに彩ります。日光を好む花でもありますので、夏の強い日差しにも負けることがありませんし、害虫を寄せ付けないことも育てやすい理由となっています。害虫を寄せ付けないのは、根の部分から害虫に効果のある成分を出しているためであり、周りに生えている野菜や花を守ることができます。ガーデニングをやってみたいが虫が苦手という人もいますが、そのような人達に向いているのがマリーゴールドです。
育てる環境ですが、日当たりと風通しの良い場所が良いとされています。土の状態を確認して乾いてきたら水をあげ、その際には花びら部分にかからないように気を付けながら水やりをします。夏の猛暑では花の数が減ったり咲かなくなることもあり、状態が悪くなったら一度草丈を半分程度までカットするのが効果的です。切り戻しを実践すると、秋頃に再び綺麗な花を咲かせる可能性があります。暑さで弱っている時には、肥料を使うのもお勧めです。